1月に読んだ本は24冊!

*白鳥とコウモリ
*僕が愛したすべての君へ
*新!店長がバカすぎて
*六人の嘘つきな大学生
*謎の香りはパン屋から
*イクサガミ 天
*イクサガミ 地
*難問の多い料理店
*むかしむかしあるところに死体がありました。
*ナチュラルボーンチキン
*タイム・リープ〈上〉 あしたはきのう
*タイム・リープ〈下〉 あしたはきのう
*歪曲済アイラービュ
*殺戮にいたる病
*シャーロック・ホームズの凱旋
*いけない
*フェイク・マッスル
*GOAT
*ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー(再読)
*ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー2(再読)
*か「」く「」し「」ご「」と(再読)
*店長がバカすぎて(再読)
*コンビニ人間(再読)
*ラメルノエリキサ(再読)
1月は連休もありましたので、24冊読めました!
私が1月新たに読んだ本の中から、おすすめTOP5を紹介します!(再読本を除く)
第5位 フェイク・マッスル

あらすじ
たった3ヵ月のトレーニング期間で、人気アイドル大峰颯太がボディービル大会の上位入賞を果たした。
SNS上では「そんな短期間であの筋肉ができるわけがない、あれは偽りの筋肉だ」と、ドーピングを指摘する声が持ち上がり、炎上状態となってしまう。
当の大峰は疑惑を完全否定し、騒動を嘲笑うかのように、「会いに行けるパーソナルジム」を六本木にオープンさせるのだった。
文芸編集者を志しながら、『週刊鶏鳴』に配属された新人記者・松村健太郎は、この疑惑についての潜入取材を命じられ、ジムへ入会する。
馬場智則というベテラン会員の助力を得て、大峰のパーソナルトレーニングを受講できるまでに成長。
ついに得た大峰との一対一のトレーニングの場で、ドーピングを認める発言を引き出そうとするが、のらりくらりと躱されてしまう。
あの筋肉は本物か偽物か。松村は、ある大胆な方法で大峰をドーピング検査にかけることを考え付くのだが――?
フェイクが氾濫する時代の、「真実の物語」が始まった。
感想
私も筋トレをしているため、タイトルに惹かれて購入。
ステロイドという薬物使用の闇にも触れながら、ストーリーが展開されます。
とにかく話のテンポが良く、サクサク進んでいくので、普段本を読まない人にもおすすめ!
話の結末も私は好きでした。
当然ながら筋肉に関する話も出てきますので、トレーニーの皆さんは必読です!

フェイク・マッスル
第4位 謎の香りはパン屋から

あらすじ
大学一年生の市倉小春は漫画家を目指しつつ、大阪府豊中市にあるパン屋〈ノスティモ〉でアルバイトをしていた。
あるとき、同じパン屋で働いている親友の由貴子に、一緒に行くはずだったライブビューイングをドタキャンされてしまう。
誘ってきたのは彼女のほうなのにどうして?
疑問に思った小春は、彼女の行動を振り返り、意外な真相に辿りつく……。
パン屋を舞台とした〈日常の謎〉連作ミステリー!
感想
大阪のパン屋を舞台に日常の謎を解いていくミステリー。
ホッコリするお話で、優しい世界観が大好きでした!
ライトなミステリーかと思いきや、意外と本格ミステリーっぽさもあります。
パンを作る、食べるシーンは、パン屋さんのリアルな情景が浮かび、食べたくなる事間違いなし!
パン好き必読の一冊です!

謎の香りはパン屋から
第3位 イクサガミ 地

あらすじ
東京を目指し、共に旅路を行く少女・双葉が攫われた。
夜半、剣客・愁二郎を待ち受けていたのは、十三年ぶりに顔を合わせる義弟・祇園三助。
東海道を舞台にした大金を巡る死闘「蠱毒」に、兄弟の宿命が絡み合う――。
文明開化の世、侍たちの『最後の戦い』を描く明治三部作。待望の第2巻!
感想
イクサガミシリーズの2作目!
前作「天」より話の規模が大きくなり、いよいよデスゲームの全貌が見えてきます。
臨場感のあるバトルシーンはもちろん、幕末から明治にかけての歴史背景が知れる所も好き!
新キャラも登場し、終盤はバトルの連続でワクワクが止まりませんでした!
全く先の展開が読めない緊張感が最高!
個人的にはギルバートが好き。

イクサガミ 地
第2位 歪曲済アイラービュ

あらすじ
底辺YouTuberの生配信チャンネル「こなるんの予言ちゃんねる」で告げられたのは「世界の滅亡」。
嘘か真か一切不明、けれど同じように「他人には見えない不思議なもの」が見え始め、終末を確信した者たちは、最後の行動に出る。
ずっと「いい子」だった女子高生も、本当は悪魔だという先生も、幼馴染の前で精神的自傷行為を続けてきた大学生も、職場の先輩のお料理教室に通っていたOLも、妻に愛の音楽を奏でる青年も、獣のように無垢な少女も。クレイジーなこの世を走り抜くために、皆「まとも」なままじゃいられない。
振り切れた彼らが、なりふり構わず向かった先は――。
驚きと企みに満ちた、エキサイティングな全11篇。
感想
世界の滅亡が迫り、みんな普通じゃいられなくなる、そんな世界観の作品。
1つ目のお話で、なんだこのクレイジーな作品は!と度肝を抜かれました。
淀みなく綴られる文章から、良い意味でクレイジーさや、著者の熱量を感じられます!
世界が滅びるならどう生きる?というメッセージ性もある素敵な作品!
まさにジェットコースターエンタメ!!

歪曲済アイラービュ
第1位 ナチュラルボーンチキン

あらすじ
毎日同じ時間に出勤退勤し、同じようなご飯とサブスク動画を詰め込む「ルーティン人生」を送る、45歳一人暮らしの「兼松書房」労務課勤務・浜野文乃(はまのあやの)。
ある日、上司の指示で、「捻挫で三週間の在宅勤務」を続ける編集者・平木直理(ひらきなおり)の自宅へ行くと、そこにはホストクラブの高額レシートの束や、シャンパングラスと生ハム、そして仕事用のiPadが転がっていてーー。
慣れきった日常に光を与える、爽快ミラクル・ストーリー!
感想
自分の感性に寄り添ってくれる作品で、まさに私が求めていた一冊。
優しく包み込んでくれるような、心に残る表現がたくさん詰め込まれています。
自分の中にあるモヤモヤした感情を言語化してくれて、スッキリしました!
読む人によって感じ方、受け取り方が違ってくる作品かなと思います。
こういう自分にピッタリな作品に出会えた時の感動を、これからも共有していきたい。

ナチュラルボーンチキン
まとめ
1月は「ナチュラルボーンチキン」が圧倒的!
最初の数ページでビビビッと衝撃を受け、読む手が止まりませんでした。
好きな作品に出会えた時の嬉しさは何にも代えられません!
2月もたくさん読みます。
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
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